お見舞いにいってきた。
今井さん元気だった。
お腹が引っ込んで少し痩せてたけど、顔色良好、とても好調そう。
隣の患者さんのことを考えて、面会室で話すことに。
今井さんは点滴ポールを押しながらの移動。
いやあ、今井さんの話すこと話すこと。
夕食を面会室に運んでもらって食べながら、おしゃべりは途切れることがない。
話題は病状のこと。医者や看護士のこと。死について。敬愛するミュージシャンたちのこと。ドールズショーのこと。映画のこと。アサヒナとの関係のこと。健康について。愛についてエトセトラエトセトラ。
それらをポジティブな眼差しで、文字通り口角泡を飛ばして喋り続ける今井さんに最早病人の気配なく、回復に強い希望と自信を見てとったアサヒナであった。
「すみません。面会は8時までですので…」という看護士の声に我に返った見舞い人と見舞われ人。
訪ねたのが4時半頃。で、この時8時を大きく回っていたから、つまり今井さんを4時間近くしゃべらせてしまったことになる。
帰り際、しばらく見舞いに来ない旨伝えると、むしろそうして欲しい、との応え。
なのでみなさんも、お見舞いは控えめに。
bibi