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フレンズのちひろです。 インタビュー企画第二弾は、まもなく開催される時々的即興音楽の発表会『サヴォア邸的』に向けて、光介さん(トランペット)・和子さん(サックス)・牧さん(アコーディオン)のお三方にお話を伺いました。魅力的な時々自動の音楽がどんな風に生まれるのか、その秘密に迫りたいと思います! 「時々式即興演奏」という時間
―― 即興を始めた経緯とか目的から伺いたいと思います。今のスタイルの即興はリハリハシリーズが始まってからですか?
光介 そうですね。コンサートリハーサルに向けて。
―― それまでにも即興的なことっていうのはやっていたんですか?
牧 ない。
和子 時々自動に即興はないの。
牧 ただ、「虫さん」みたいに…
和子 フリーはある。
牧 そうフリー、即興じゃなくてフリータイム。
―― じゃあ、即興っていう歴史はなかった?
光介 いや、『music no music』っていう作品をやった時に、声でやったことはある。指揮者が身振り手振りで身体の動きをやって、その動きをかなり直感的に声に変換して、指揮者が音楽的にその場で構成していく、っていうのをやったことはあって。
和子 コンダクションは、あったってことだね。
光介 そのやりかたを、僕たちはコンダクションと呼んでいたんですね。今回の即興って言ってる演目はコンダクションともちょっと違っていて。これは朝比奈さんが考えたルールですけども、自分たちでカッコイイと思えるフレーズ、メロディをつくる。で、カヨちゃんがつくった1曲目をカヨちゃんの1番と呼んで、「じゃあカヨちゃんの1番をやってください、せーの!」ジャン♪っていうように、それを即興的に組み合わせていったりするものを、即興って言ってるんですね。だから、いわゆる即興ミュージシャンの即興とは違うので、それも時々式即興ってことになるわけですよね。
牧 ほんとは即興じゃない。
和子 まあでもジャズの人たちはさ、みんなそれぞれに自分のフレーズを持ってるわけだから。
―― そうなんですね、知らなかった。
光介 ジャズっていう音楽は、コードがバチッと決まっているので。たとえば、ブルース進行の曲をやろうっていったら、そのブルースのコードっていうのが決まるわけじゃないですか。で、そのコードにのっとったり、逸脱したりしながら演奏してくってことで、その場でそのコードに合うメロディをつくっていく、っていう意味での即興になるわけですよね。コードっていうルールの上で演奏してるって思えば、即興だけどルールがあるっていうことには変わりがない。
牧 でも、逆にいえばコードとかあんまりわかんない人が多いから、そういう意味での即興は出来ない。光介以外は出来ない。コード進行に沿うように、っていうのはね。
光介 だから、即興って僕たちが言ってるのは、即興的に、持っているフレーズをどう使って即興していくかってことになるわけです。
―― もうネタはあって、それをどう組み合わせるか?
光介 そう、組み合わせるだけじゃなくて、どういう風に演奏したいか。すごくゆっくり演奏するのか、すごく楽しく演奏するのか、あるいはすごく沢山の人数で演奏するのか。その沢山の人数は、追っかけながら演奏したりするのか、誰かが逆行したりしながら演奏するのか、っていったことを、色々このやり方で遊んでみようじゃないか、っていうのが、僕たちが呼んでる「時々式即興演奏」っていう時間なんですね。
―― 私は、初めて観たのがリハリハ3でした。
和子 そのときは、指揮者がひとり、真ん中にいたはずなんだ。その時のルールのひとつに「フリーを出して下さい」っていうのがあった。
―― その時すでにフレーズはありました? フリー演奏の印象が強かったような。
光介 もう、フレーズはつくっていた。全部で67個。
和子 67個、使いこなせてなかっただけ。フリーはみんな得意だったからね。
―― そうやって、短いフレーズを量産して…
光介 それをそれぞれ自分が使いこなせるように練習をして、それで「○○の×番」って言ったら「~だな」っていうのは個人レベルでひもづけされてて、で、それを「こういう状況だから、こういう風に演奏する」ってこともあわせて使いこなしていく、っていうことがしたい。
―― それだけの数を全部を覚えて使いこなすって、大変な道のりだなとも思うんですが。ちなみに、皆さんは使いこなしている方々ですが、一体どうやって覚えてるんですか?
和子 和子は単語カード。
牧 私はほんとに全部順番で。誰々の何番って。
光介 僕はiPhoneに全部の番号が出るようになってて、シャッフル再生出来るようになってるんですね。で、音出さないでシャッフル再生すると、「カヨの4」とか「牧の17」とかっていうのが画面に出るから、それはこれだっていう風に。電子豆単状態。
和子 昔ね、クージャミっていうリズムがあったの。その時もみんな50パターンのリズムを覚えたんだけど、あれも大変だった。
光介 クージャミは僕が入った時には、もう50個ありましたね。
和子 50まで番号があって、よくこうやって指さしやったよ。
―― 今、即興でもやっている指さし練習! 昔から、ひたすらそういう努力をしているんですね。 時々自動、10月の『リハリハ6』に先駆け、"時々的即興音楽"の発表会を行います!
by tokidoki-jido
| 2018-07-09 01:00
| フレンズchihiro
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