2022/4/9の稽古の話

春の陽気、ここから５月までが一年でいちばんいい季節ですね。

私は毎年そう思っています。

こんばんは、柴田暦です。

時々自動はいま4/28〜5/1に行う公演『時々展覧会』のための稽古中。

こんなにしっかり稽古稽古の毎日は、2019年の『コンサート・リハーサル』以来だから、もう、なんていうか、リハビリ的なところもあったはずが（みんなは知らないけど私はね）、10分置きに50m走してるみたいな感じでハアハア言っています（私は、よ）。

※なぜ50mかというと、私は全速力で100m走れた試しがないからです。

時々自動は2月中ばにバリトンサックスフェスティバルに出演して、その３日後が顔合わせでした。

あの日から早二ヶ月。

あの日には影も形もなかった新しい作品を作っています。

本日4/9の稽古メニューはすべて音楽。だって時々自動は「音楽パフォーマンスを製作し、上演する劇団」ですからね。

13時から21時まで、休憩はさんで実にたっぷり7時間、音楽リーダーの光介をはじめとして、和子、牧、唯、耶乃（かの）、チイ、暦の音楽チーム７名で、15曲の楽曲をバッサバッサと切り倒しました。

こんなにたくさんの時間がとれた今日の音楽稽古は特別。

まずはとにかく楽譜を手放すことを目標にしつつ、手放した先の自由を追い求める日。

それはね、明日が暗譜の期限だからだよ。

それはね、おまえの声がよく聞こえるようにだよ。（出典：赤ずきん）

さて、そんな今日の稽古、主宰・朝比奈は構成案第二稿執筆でお休みでした。

明日には、先月もらった第一稿がリニューアルして登場し、それを元に具体的な構成を組み上げる時間になっていきます。

そしたらね、楽譜なんて持っていられない。音楽以外にも驚くほど多くの要素をまとめあげていかなければならないのだから！

まだまだ決まっていないこともたくさん、いまある要素も入れ替わったり、消えたり、新しく生まれたりしながらだけど、どこにもない楽しい作品が出来上がります。

観に来てくださいね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『時々展覧会』は演劇公演ではなく"TokiDoki-Exhibition”、文字通りの作品展示会です。

会場にはさまざまなものが展示されています。
時々自動のメンバーが製作したオリジナルの絵画、写真、動画、オブジェなど。
また時々自動とは全く関係のないレディメイドの物たちも展示物として置かれています。
衣装を着てお化粧をした人物たちも展示(人)物です。
どうぞ話しかけてみてください。
会場はかなり雑然とした印象になると思います。
でも時間が経つともっとごちゃごちゃになってくるでしょう。
そのかわりひょっとしたら頭の中は少しずつスッキリしてくるかもしれません。
そうなって欲しいと願っています。
そのためにいまわたしたちはあれやこれやいろんなことを試しています。
ぜひいらして下さい。

時々自動一同

☆『時々展覧会』特設サイト☆

◆期日
4/28(木)　15時~／19時~
4/29(金)　14時~／18時~
4/30(土)　14時~／18時~
5/1(日)　 14時~／18時~
＊開場は開演の30分前
＊各回定員40名

◆会場
元映画館
東京都荒川区東日暮里3-31-18-2F
「日暮里」駅徒歩15分／「三河島」駅徒歩5分
　
◆チケット料金（税込）
予約：2,700円　　当日：2,900円
＊日時指定・全席自由

◆チケット取扱
　・予約フォーム

【構成・演出】朝比奈尚行
【出演】朝比奈尚行　宇佐美とよみ　岡本唯　柴田暦　鈴木光介
高橋牧　チカナガチサト　日高和子　三井耶乃
【企画・制作・主催】㈲ティコ・ディコ
＊本公演は新型コロナウイルス感染予防対策を講じ実施いたします。